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こんにちは。家電ジャーナルの鈴木です。
冷蔵庫の買い替え準備について、どこから手をつければいいのか悩んでいませんか。
毎日の生活に欠かせない家電だからこそ、いざ交換となると搬入経路の測り方やリサイクル料金の手続き、中身の食材整理など、やるべきことが山積みで不安になりますよね。
特に失敗談として多いのが、サイズ計測のミスで当日に搬入できなかったり、前日の電源オフや水抜きのタイミングを間違えて床が水浸しになってしまったりするケースです。
僕も販売員の現場で「もっと早く知っておけばよかった」という声を数え切れないほど聞いてきました。
この記事では、そんな失敗を避けるために必要な段取りと注意点を、プロの視点からわかりやすく解説します。
この記事に書いてあること
- 搬入経路の正確な測り方と、見落としがちな階段やドアノブのチェックポイント
- リサイクル料金や収集運搬費を含めたトータルコストの目安
- 食材整理や霜取り、水抜きなど、1週間前から当日までに行うべき具体的な手順
- 設置後のトラブルを防ぐための放熱スペース確保や電源投入のタイミング
冷蔵庫の買い替え準備で失敗しない事前確認

「気に入った冷蔵庫を買えば、あとは業者がなんとかしてくれる」と思っていると、当日になって痛い目を見ることがあります。
新しい冷蔵庫が届いたその日に「入りません」と宣告される絶望感は、想像を絶するものがあります。
まずは、物理的に搬入・設置が可能か、そしてコストがどれくらいかかるのか、基本的な部分をしっかり固めていきましょう。ここでの確認不足が、後のキャンセル料発生や買い直しという最悪の事態に直結します。
サイズや搬入経路の測り方と階段の幅
冷蔵庫選びで最も悲劇的なのは、購入した商品が家に入らないことです。これを防ぐために、カタログの「本体サイズ」を見るだけでは不十分です。「本体サイズが入ればいい」という認識は、今すぐ捨ててください。
重要なのは、本体サイズに加えて、作業員が冷蔵庫を持って通るための「作業スペース」を含めた幅を確保できているかです。冷蔵庫は重さが100kg近くある重量物です。これを運ぶ作業員は、本体を抱えるようにして持ちます。そのため、搬入経路の各ポイント(玄関、廊下、ドアなど)で、本体の幅および奥行きに対して「プラス10cm」の余裕が必要だと言われています。

例えば、幅65cmの冷蔵庫を買うなら、搬入経路の幅は最低でも75cm必要だということです。もし「プラス6cmしかない」といったギリギリの場合は、作業員の手が入らず、運搬を断られる可能性が高くなります。また、養生(保護材)を貼る場合は、その厚み分も計算に入れる必要があります。
ここをチェック!測定の重要ポイント
- 玄関ドア: ドアを全開にしたとき、ドアの厚みやドアノブ、郵便受けの出っ張りが通路を狭くしていませんか? これらを差し引いた「有効寸法」を測ってください。場合によってはドアを外す工事が必要になります。
- エレベーター: 扉の幅だけでなく、奥行きも重要です。冷蔵庫と作業員が同乗できるスペースが必要です。エレベーターに入らない場合、階段での手上げ作業となり、追加料金が発生します。
- 室内の廊下: 照明器具や手すりが干渉しないか確認しましょう。廊下の曲がり角では、冷蔵庫を回転させるスペースも必要です。
特に注意が必要なのが「階段」です。直線階段であれば幅を確認するだけで済むことが多いですが、踊り場で折れ曲がるタイプ(コの字型やL字型)の場合、冷蔵庫を旋回させる必要があります。ここでは、冷蔵庫の高さを含めた「対角線の長さ」が天井や壁にぶつからないかの検証が必要です。
メゾネットタイプのマンションや戸建ての内階段で、手すりが外せない場合や、天井が低い場合は、通常の搬入が不可能なケースが多々あります。その場合、クレーン車を使って2階の窓から搬入することになり、2万円〜3万円以上の追加費用がかかることも珍しくありません。
階段搬入については素人の判断が非常に難しいため、少しでも不安があるなら、購入前に家電量販店が提供している「搬入見積もり(下見)」を依頼することを強くおすすめします。数百円〜千円程度でプロが事前に測ってくれるので、安心感が違います。
リサイクル料金や引き取り費用の相場

冷蔵庫を買い替える際、古い冷蔵庫は「粗大ゴミ」として自治体の回収に出すことができません。冷蔵庫は「家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)」の対象品目であり、適切なルートでリサイクル処分することが法律で義務付けられています。
ここで発生する費用は、大きく分けて「リサイクル料金(法定費用)」と「収集運搬料金(物流費用)」の2つです。これらは基本的にユーザーの実費負担となります。
| 費用の種類 | 内容 | 目安金額(税込) |
| リサイクル料金 | メーカーや容量(170L以下/171L以上)で決まる法定費用。 全国一律。 | 小(170L以下):約3,740円 大(171L以上):約4,730円 ※一部海外メーカー等は異なる場合あり |
| 収集運搬料金 | 自宅から指定引取場所へ運ぶための運送費。 小売店が設定。 | 1,000円〜3,000円程度 ※店舗や距離により異なる |
上記の通り、合計で5,000円〜8,000円程度の出費を見込んでおく必要があります。正確なリサイクル料金については、一般財団法人家電製品協会の(出典:家電リサイクル券センター)でメーカーごとの料金を確認できます。
買い替えの場合、新しい冷蔵庫を届けてもらうついでに引き取ってもらうのが最もスムーズで、収集運搬費も安く設定されているケースが多いです。これを「入れ替え」と言います。一方で、ネット通販などで「配送のみ(玄関渡し・設置回収なし)」を選んでしまうと、古い冷蔵庫が手元に残ってしまいます。
後から自分で処分業者を手配したり、自治体の指定引取場所に自分で持ち込んだりするのは、手続きが煩雑なうえに、重量物の運搬という大きなリスクを伴います。特に自分で持ち込む場合、レンタカーを借りたり、車を汚したりするリスクを考えると、素直に配送業者に任せるのが賢明です。
必ず購入時に「リサイクル回収」をセットで申し込むようにしましょう。
Amazonやヨドバシなど購入先の違い
購入する店舗によって、リサイクル回収の手続きフローや支払いのタイミングが少し異なります。ここを理解していないと、当日になって「現金がない!」と慌てることになります。
僕が店頭に立っているような家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダデンキなど)では、購入時にレジでリサイクル券の発行手続きを一緒に行えるため、非常にスムーズです。本体代金と一緒にリサイクル料もカード払いできることが多く、配送日の調整もその場で完了します。
また、独自の「下取りキャンペーン」を行っている場合があり、古い冷蔵庫に査定額がつけば(あるいは一律値引きなどで)、リサイクル費用が実質タダになったり、プラスになったりすることもあります。
一方で、Amazonなどの通販サイトを利用する場合は少し注意が必要です。
- オプション選択: 商品をカートに入れる際、必ず「設置・回収サービス」のオプションを選択する必要があります。これを忘れると、ただ玄関に冷蔵庫が置かれて終わり、ということになりかねません。
- 支払い方法: 本体代金はサイト上で決済しますが、リサイクル料金と収集運搬費については、当日に配送業者へ「現金」で支払うケースが一般的です。
「全てクレジットカードで払ったつもりだったのに、配送業者さんに『リサイクル料5,000円です』と言われて、財布に現金が入っていなかった…」というトラブルは本当によくあります。
通販を利用する場合は、サイトの「大型家電の配送・リサイクルについて」というページを熟読し、当日は余裕を持って現金を用意しておくことを強くおすすめします。
また、マーケットプレイス(第三者出品)の商品などは回収サービス対象外の場合もあるので、出品者の確認も忘れずに行いましょう。
後悔しないために失敗事例から学ぶ
サイズが入っても、「使い勝手」で失敗するケースがあります。その代表例が「壁際設置」におけるドアの開閉問題です。
多くの冷蔵庫は、ドアを90度開ければ中身を取り出せるように設計されていますが、実は「ドアポケットが庫内の引き出しと干渉する」という罠があります。つまり、ドアを全開(130度〜150度くらい)にしないと、チルドケースや野菜室、冷凍室のトレーが引き出せない構造になっているものが多いのです。
もし、冷蔵庫の片側が壁にぴったり接している状態で設置してしまうと、壁側のドアは90度までしか開きません。するとどうなるか。トレーが引き出せないので、奥に入り込んだ野菜くずや肉のドリップを掃除することができません。また、トレーごと取り出して洗うことも不可能になります。衛生的に保ちたい冷蔵庫で、掃除ができないというのは致命的です。
観音開き(フレンチドア)は特に注意
壁際に観音開き(フレンチドア)の冷蔵庫を置くのは、失敗の典型例です。壁側のドアが壁に当たって少ししか開かず、観音開きの利便性が損なわれるだけでなく、庫内の右半分(または左半分)が非常に使いにくくなります。壁際設置の場合は、「片開き(壁と逆側に開くタイプ)」を選ぶのが鉄則です。
どうしても観音開きがいい場合は、壁から数センチ〜数十センチ離して設置するか、ドアが壁に当たらないようストッパーで調整する必要がありますが、使い勝手は確実に落ちることを覚悟してください。
さらに、搬入時の失敗として「床の傷」も挙げられます。賃貸住宅などで退去時の原状回復費用を請求されないためにも、搬入作業員には「養生」をしっかりしてもらうよう依頼し、必要であれば後述する「冷蔵庫マット」を準備しておきましょう。
設置に必要な放熱スペースの確保

「冷蔵庫は冷やす機械だから、周りが熱くなる」ということを意外と忘れがちです。冷蔵庫は内部の熱を奪い、それを外に逃がす(放熱する)ことで庫内を冷やしています。つまり、冷蔵庫の外側は常に熱を放出しているのです。
もし、適切な「放熱スペース」がないとどうなるでしょうか。熱の逃げ場がなくなり、冷蔵庫周辺の温度が上昇します。すると、冷蔵庫は「もっと冷やさなきゃ」と必死になってコンプレッサーをフル稼働させます。結果として、電気代が跳ね上がり、コンプレッサーに過度な負荷がかかって寿命を縮めたり、最悪の場合は故障したりします。
昔の冷蔵庫は背面から熱を逃がすタイプが多かったため、「後ろを空ける」のが常識でした。しかし、最近の機種はデザイン性を重視して背面を壁につけられるようになり、代わりに「上部」と「側面」から放熱するタイプが主流です。
- 上部: 最も熱が逃げる場所です。多くの機種で5cm〜10cm以上の空間が必須とされています。冷蔵庫の上に段ボールやカゴを直置きするのは、放熱を妨げるため厳禁です。
- 側面: 左右に5mm〜1cm程度の隙間が必要です。カタログ上の寸法が68.5cmの冷蔵庫を、幅69cmのスペースに入れるのはおすすめしません。
「シンデレラフィット」と言って、隙間なく家具を収めるのが流行っていますが、冷蔵庫に関してはNGです。壁に密着させると、放熱された熱によって壁紙が茶色く変色したり、温度差で結露が発生してカビが生えたりするリスクもあります。
幅60cmの冷蔵庫なら、設置場所は最低でも61cm〜62cmの幅が必要だと考えてください。長く快適に使うためにも、余裕を持ったサイズ選びが重要です。
冷蔵庫の買い替え準備でやることを時系列解説

機種が決まり、配送日が決まったら、次は「中身」の準備です。
ここからは、配送日(Xデー)に向けてやるべきことを時系列で解説します。直前になって慌てないよう、しっかりスケジュールを組んでおきましょう。
いつから始める?1週間前のやることリスト
準備は配送日の1週間前から始まります。この期間のテーマは「食材の在庫処分」です。
まず、冷凍食品や保存食の「総ざらい」をしましょう。冷凍室の奥底から、いつ買ったかわからない保冷剤や化石化した肉が出てくるのは「あるある」です。これらを整理し、配送日までに使い切る計画を立てます。特に、アイスクリームや冷凍野菜などは優先的に消費メニューに組み込みましょう。
そして、この1週間は基本的に「買わない週間」と決めてください。調味料やドレッシングなども、使いかけのものはできるだけ使い切り、新しいボトルは買わないようにします。新たに買い足すのは、その日に使い切れる生鮮食品(牛乳や卵、当日の夕食の肉など)だけに限定します。
「もったいないから」と前日まで残しておくと、当日クーラーボックスに入りきらずに泣く泣く廃棄することになってしまいます。冷蔵庫の中身を「空っぽ」にすることが、買い替え成功への第一歩です。
霜取りの手順と中身の食材整理

配送の前日までに、庫内を空っぽにする必要があります。ここで特に重要なのが「霜取り」です。
最近の冷蔵庫(主にファン式)は自動霜取り機能がついているので、普段使っていて霜を見ることは少ないかもしれません。しかし、長く使っている古い機種や、一人暮らし用の小型冷蔵庫、直冷式の専用冷凍庫などの場合は、庫内の壁面にびっしりと霜や氷がついていることがあります。この霜、運搬中に電源が切れると溶け出し、トラックの荷台や新居の床を水浸しにする原因ナンバーワンなんです。
ドライヤーでの霜取りは絶対NG!
「時間がないから」「思ったより氷が厚かったから」といって、ドライヤーの熱風で氷を溶かそうとする方がいますが、これは非常に危険です。冷蔵庫の内壁は熱に弱いプラスチックでできているため、ドライヤーの熱で簡単に変形したり溶けたりします。
さらに怖いのが、冷却パイプの破損です。アイスピックなどで氷をガリガリ削ろうとして配管に穴を開けてしまうと、可燃性の冷媒ガスが漏れ出し、引火・爆発事故につながる恐れもあります。霜取りは「扉を開けて自然解凍」が唯一の正解です。そのためにも、時間は十分に確保する必要があります。
前日に電源を抜くタイミングと水抜き

「電源はいつ抜けばいいですか?」とよく聞かれますが、メーカーや機種によって推奨時間は異なります。目的は「冷却器についた見えない霜を完全に溶かし、水として排出すること」です。
- パナソニック: 運搬の15時間以上前
- 三菱電機など: 24時間前(霜が完全に溶ける時間を考慮)
- 一般的な目安: 前日の夜、遅くとも就寝前までには抜く
基本的には「前日の午前中〜夕方」には電源を抜くのが安全です。例えば、土曜日の朝9時に配送が来るなら、金曜日の朝か昼には電源を抜いておきたいところです。電源を切ると、冷却器についた霜が溶けて水になり、冷蔵庫の下部や背面にある「蒸発皿(ドレンパン)」に溜まります。
当日の朝、この溜まった水を捨てる作業が「水抜き」です。機種によっては、前面下部にあるカバーを外して排水栓から水を抜くタイプや、背面の皿を取り出して捨てるタイプがあります。
これを忘れると、運搬時に冷蔵庫を傾けた瞬間、溜まっていた汚水がドバッと床に流れ出し、大惨事になります。搬入業者さんも困りますし、何より家の床が汚れます。製氷機の給水タンクや、製氷皿に残った氷と水も、忘れずに全て捨てて空にしておきましょう。
当日はクーラーボックスで食材を保管
いよいよ当日です。新しい冷蔵庫が届いて設置完了しても、すぐには冷えません。冷蔵庫の仕組み上、電源を入れてから庫内全体が食品保存に適した温度(冷蔵室で約3℃〜6℃)になるまでには、早くても4〜5時間、夏場だと半日以上かかることもあります。
その間の食材を守るために、クーラーボックスを用意しましょう。特に冷凍食品がある場合は、ドライアイスの準備が必須です。通常の保冷剤では冷凍食品は溶けてしまいます。発泡スチロールの箱でも短時間なら持ちこたえますが、ドライアイスはスーパーなどで入手できるか事前に確認しておくと安心です。
ドライアイスを使用する際は、冷気が下に降りる性質があるため、食材の一番上に置くようにしてください。新聞紙で包むと昇華(気化)を遅らせることができます。
冷蔵庫マットを敷くならこのタイミング!
床の傷や凹みを防止するための「ポリカーボネート製冷蔵庫マット」を導入するなら、搬入業者が冷蔵庫を置く直前しかチャンスがありません。設置してしまってからでは、重すぎて敷くことができないからです。事前にネットやホームセンターで購入して用意しておき、当日作業員の方に「これを下に敷いてください」とお願いしましょう。快く対応してくれるはずです。
設置後はすぐ電源を入れるべきか確認

「冷蔵庫は設置してすぐに電源を入れてはいけない」という話を聞いたことはありませんか? これは半分正解で半分間違いです。
最近の多くの機種は、設置後すぐに(または10分程度で)電源プラグを差し込んでも問題ないように設計されています。しかし、搬入経路の都合で冷蔵庫を「横倒し」にして運んだ場合は別です。冷蔵庫の心臓部であるコンプレッサーの中には潤滑油(オイル)が入っていますが、横に倒すとこのオイルが冷却パイプの方へ流れ出てしまいます。その状態でいきなり電源を入れると、オイルが詰まって故障の原因となるのです。
もし横積み搬入をした場合は、オイルが元の位置に戻るまで、半日〜1日程度「通電せずに置いておく」よう指示されることがあります。これについては、自己判断せずに「取扱説明書」または「配送業者の指示」に必ず従ってください。焦って電源を入れて新品を壊してしまっては元も子もありません。
また、設置直後はコンプレッサーがフル稼働するため、側面がかなり熱くなったり、運転音が大きく感じたりすることがありますが、庫内が冷えるにつれて安定してきますので、初期不良と勘違いしないようにしましょう。
冷蔵庫の買い替えに関するよくある質問
Q1. 冷蔵庫の寿命は何年くらいですか?買い替えのサインはありますか?
A. 一般的な寿命は10年〜12年程度と言われています。メーカーの部品保有期間も9年程度で終了することが多いです。「冷えが悪くなった」「ブーンという異音が大きくなった」「水漏れしている」といった症状が出始めたら、完全に故障する前に買い替えを検討することをおすすめします。
Q2. 冷蔵庫が一番安く買える時期はいつですか?
A. 新製品が発売される直前の「型落ち」時期が最も狙い目です。一般的に大型冷蔵庫は8月〜9月頃、中型・小型モデルは2月〜3月頃にモデルチェンジが行われるため、この時期は在庫処分価格になりやすいです。また、決算期の3月や9月もセールが行われることが多いです。
Q3. 壊れて動かない冷蔵庫でも引き取り・リサイクルは可能ですか?
A. はい、可能です。電源が入らない、冷えないといった故障状態であっても、家電リサイクル法に基づき問題なく回収してもらえます。ただし、中身の食材や水分は必ず空にしておく必要があります。
Q4. 2階にある冷蔵庫を買い替える場合、追加料金はかかりますか?
A. 搬入経路の状況によります。内階段を使って人力で搬出入できる場合は、数千円程度の「階段昇降料金」がかかるのが一般的です。階段が狭くて通れない場合は、クレーン(ユニック車)による吊り上げ・吊り下げ作業が必要となり、2万円〜3万円以上の追加費用が発生することがあります。事前の見積もりが必須です。
Q5. 家族が減ったのでサイズを小さくしたいのですが、デメリットはありますか?
A. 省エネ性能が下がる可能性があります。実は、500Lクラスの大型冷蔵庫よりも、300Lクラスの中型冷蔵庫の方が年間消費電力が高い(電気代が高い)ケースが珍しくありません。大型機種には最新の断熱材やインバーター制御が搭載されているためです。サイズダウンする際は、本体価格だけでなく年間の電気代も比較して選ぶことをおすすめします。
冷蔵庫の買い替え準備についてまとめ

冷蔵庫の買い替え準備について解説してきました。最後に改めて要点を確認しておきましょう。
- 搬入経路は「本体サイズ+10cm」を目安に、高さやドアの厚みも測定する。
- リサイクル料金はメーカーと容量で決まり、別途収集運搬費がかかる。
- 食材整理は1週間前から計画的に行い、霜取りは自然解凍で行う。
- 当日は水抜きを忘れずに行い、クーラーボックスとドライアイスで待機する。
冷蔵庫の買い替えは、単なる家電の購入ではなく、ちょっとした「引越しプロジェクト」のようなものです。少し面倒に感じるかもしれませんが、この準備さえしっかりしておけば、当日はスムーズに新しい冷蔵庫を迎えることができます。
新しい冷蔵庫がキッチンに収まったときのワクワク感は、何度味わっても良いものです。最新の冷蔵庫は、野菜が長持ちしたり、お肉が美味しく冷凍できたりと、驚くほど進化しています。ぜひ、万全の準備で快適な家電ライフをスタートさせてくださいね。