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こんにちは。家電ジャーナルの鈴木です。
最近、インテリア雑誌やInstagramなどのSNSで、防水パンのないスッキリとしたランドリースペースを見かけることが増えましたね。
「洗濯機の下ってこんなに綺麗になるんだ!」と驚きつつも、いざ自分の家で「防水パン無し」を実践しようとすると、水漏れのリスクや賃貸での原状回復、床の強度など、不安な点が次々と浮かんできて悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
僕も以前は「防水パンはあって当たり前」だと思っていましたが、引っ越しを機にその必要性を真剣に調べ、実際に不動産業者や施工担当者にも話を聞いた経験があります。
結論から言うと、防水パン無しは掃除がしやすく見た目もスタイリッシュになる反面、リスク管理を居住者自身がしっかり行わないと、後で取り返しのつかない事態になりかねません。
この記事では、防水パンをなくすことで得られるメリットとデメリットを詳細に整理し、安全に設置するための具体的な対策について、僕の実体験も交えながら網羅的に解説していきます。
この記事に書いてあること
- 防水パンを撤去することで得られる掃除のしやすさと空間デザインのメリット
- 直置きや防水パン無しで運用する際の深刻な水漏れ被害や床腐食のリスク
- 賃貸物件でトラブルを避けるために知っておくべき契約上の責任と保険の知識
- 安全に「防水パン無し」を実現するための具体的な設置アイテム(かさ上げ台等)と手順
洗濯機を防水パン無しで設置するメリットとデメリット

かつては日本の住宅に必須と言われていた防水パンですが、最近のデザイン住宅やリノベーション物件では見かけないことも増えてきました。
ここでは、防水パンをなくすことで得られる大きなメリットと、その裏に潜む無視できないリスクについて、公平な視点で深く掘り下げていきます。
そもそも防水パンはいらないのか必要性を検証
まず、「防水パン(洗濯機パン)」がなぜ日本の住宅、特にマンションやアパートで標準装備されてきたのか、その歴史的背景と機能的な意味合いから考えてみましょう。これは単なる洗濯機の「台」ではなく、本来は「住まいを守るための重要な防水設備」として設計されたものです。
日本の住宅は木造建築が多く、湿気に弱いという構造的な特徴があります。もし洗濯機から水漏れが発生した場合、防水パンがあればその水を全て受け止め、安全に排水口へ誘導してくれます。
しかし、これがないと漏れ出た水は即座に床材(フローリングやクッションフロア)に染み込み、床下の構造体を濡らし、最悪の場合は階下の住人の天井まで水浸しにしてしまう「漏水事故」に直結します。
特に2階以上の部屋や集合住宅においては、防水パンは自分だけでなく他人の財産を守る「最後の砦」としての役割を担っています。
「最近の洗濯機は性能が良いから水漏れなんてしないでしょ?」と思うかもしれませんが、排水ホースの接続不良、パッキンの経年劣化、あるいは洗濯機内部の不具合など、ヒューマンエラーや機械的故障によるリスクはゼロにはなりません。
そのため、建築や不動産のプロの視点では、「万が一の保険」として、依然としてその必要性は極めて高いと評価されています。これを撤去するということは、その安全マージンを自ら放棄することと同義であることを、まずは理解する必要があります。
防水パンをなくす最大のメリットは掃除のしやすさ

リスクがあることは重々承知の上で、それでも多くの人が「防水パン無し」に強く惹かれる最大の理由は、やはり「圧倒的な掃除のしやすさ」と「空間の美しさ」に尽きるでしょう。
一般的な規格サイズの防水パンは、洗濯機を置くと周囲の隙間が数センチしかなく、掃除機のヘッドはもちろん、手さえも入らないことがほとんどです。その結果、防水パンの四隅や洗濯機の裏側には、長年のホコリ、髪の毛、衣類の繊維、そして湿気が原因のカビが堆積し、「開かずの魔境」となってしまいます。
これを放置することは、アレルギーの原因物質を飼っているようなものであり、衛生環境としては決して良くありません。
防水パンをなくし、床をフラットにする、あるいは後述する「かさ上げ台」を使って十分な高さを出すことで、この問題は劇的に解決します。ロボット掃除機が洗濯機の下をスイスイ通り抜けたり、フローリングワイパーで奥まで一拭きできたりする環境は、家事のストレスを大幅に軽減してくれます。
防水パン無し運用の具体的なメリット
- 清掃性の革命的向上: ロボット掃除機やハンディモップが最深部まで届き、常に清潔な状態をキープできる。
- デザイン性の向上: 生活感が出やすい白いプラスチックの塊がなくなり、床材が壁まで続くことで、洗面所が広くおしゃれに見える。
- 設置の自由度: 640mm×640mmといった規格サイズに縛られないため、Miele(ミーレ)やBosch(ボッシュ)といった海外製の大型ドラム式洗濯機も自由に配置できる。
- デッドスペースの活用: 壁や洗面台との間の微妙な隙間(数センチ)を調整でき、造作棚などを美しく収めることができる。

僕自身、洗面所の床掃除をするたびに「このプラスチックの縁さえなければ、もっときれいにできるのに…」と長年思っていました。
この日々の小さなストレスから解放されるのは、毎日の家事において非常に大きなメリットだと言えます。
直置きした場合の床へのダメージと水漏れリスク
「防水パンがいらないなら、そのまま床に置けばいいのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、洗濯機の「直置き(じかおき)」は絶対に避けるべき危険な設置方法です。
これには大きく分けて3つの物理的なリスクがあり、どれも住まいに深刻なダメージを与えます。
| リスクの種類 | 詳細なメカニズムと被害内容 |
| 水理学的リスク (水漏れ被害) | 防水パンという「堤防」がないため、コップ一杯程度の少量の水漏れでも、即座に床全体へ広がり、家具や壁紙を汚損します。 特にマンション等の集合住宅で、スラブ(床のコンクリート)を貫通して階下に水が漏れると、階下の家財道具や電化製品の弁償、内装工事費用などで数百万円単位の損害賠償に発展する恐れがあります。 |
| 熱力学的リスク (結露とカビ) | 冬場など、水道水の温度が低く室温が高い環境では、洗濯機の底面や排水ホースの表面に結露が発生します。 直置きだと通気性がゼロに等しいため、この湿気が逃げ場を失い、床材(特に複合フローリング)に吸われ続けます。 表面上は綺麗に見えても、数年後には床板の内部が腐ってブヨブヨになり、抜け落ちる原因になります。 |
| 物理的リスク (傷とへこみ) | ドラム式洗濯機は水と衣類が入ると100kg近くになります。 直置きの場合、この重量を4本の脚だけで支えることになり、極小の面積に強烈な圧力がかかります。 これにより、床には修復不可能な深い「へこみ(圧痕)」が刻まれます。 また、脱水時の激しい振動摩擦で床のワックスが剥がれ、そこから水分が侵入して黒ずみ汚れの原因となります。 |
このように、直置きは床を守る防具を何も装備せずに戦うようなものです。「防水パン無し」=「直置き」と安易に結びつけるのではなく、必ず何らかの代替策(プロテクター)を講じる必要があることを、強く心に留めておいてください。
また、こうした床へのダメージだけでなく、洗濯機自体の振動による騒音トラブルについては、以下の記事でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
賃貸物件で防水パンなしにする際の注意点

持ち家であれば、全てのリスクを自己責任として受け入れることができますが、賃貸物件の場合は話が全く異なります。多くの賃貸物件では、最初から防水パンが設置されていることが一般的ですが、これを勝手に撤去したり、最初からついていない物件(デザイナーズマンションなど)で何の対策もせずに使用したりすることは非常に危険です。
賃貸借契約において、借主には「善管注意義務(善良なる管理者の注意義務)」が課せられています。これは「借りている部屋を大切に使いなさい」という法的義務です。
もし、防水パンを使用せずに対策も怠り、結露で床を腐らせたり、水漏れ事故を起こして床を汚損させたりした場合、それは「通常の使用による経年劣化」とは認められず、借主の重度な過失(管理不足)とみなされる可能性が極めて高いです。
退去時の高額な費用リスク
特にフローリングの腐食は深刻です。
表面の汚れ程度ならクリーニングで済みますが、水気による腐食が下地まで及んだ場合、部分補修ではなく部屋全体の床の全面張替えが必要になることがあります。
その修繕費用は敷金では到底賄えず、数十万円の請求が来ることも珍しくありません。
「おしゃれだから」という理由だけで安易に行動せず、賃貸で防水パン無しを検討する場合は、必ず事前に管理会社や大家さんに確認を取り、許可を得た上で行うのが鉄則です。
万が一の事故でも保険が適用されるか確認を
万が一、水漏れ事故を起こして階下の住人の家財を濡らしてしまった場合、経済的な破綻を防ぐ最後の頼みの綱となるのが「個人賠償責任保険」や「火災保険」に含まれる水濡れ補償です。しかし、ここにも「入っているから大丈夫」とは言い切れない大きな落とし穴があります。
保険は基本的に「予期せぬ突発的な事故」を補償するものですが、以下のようなケースでは保険会社から「免責(補償対象外)」と判断されるリスクがあります。
- 重大な過失がある場合: リスクが高いことを知りながら、適切な対策をせずに設置していた場合。
- 管理不全による事故: これが最も重要です。日頃の掃除を怠り、排水口に髪の毛などを詰まらせて水を溢れさせた場合、それは事故ではなく「メンテナンス不足(過失)」とみなされ、保険金が下りない可能性があります。
- 契約違反: 賃貸契約書や保険の約款(特約事項)で「防水パンの使用」が明記されている場合。
特に「掃除不足による詰まり」は、管理不全の典型例として厳しく判断される傾向があります。防水パン無しで運用するということは、防水パンという安全装置を外す行為ですから、これまで以上に保険の内容を約款レベルでしっかり確認し、メンテナンスを徹底する覚悟が必要です。
洗濯機を防水パン無しで安全に使う対策と設置方法

ここまでリスクの側面を強くお伝えしてしまいましたが、適切なハードウェア(道具)を選定し、正しいルールで運用すれば、防水パン無しでも安全で快適なランドリースペースを作ることは十分に可能です。
ここからは、僕が推奨する具体的な設置方法と、維持管理のための戦略をステップバイステップで紹介します。
防水パンの代わりになるアイテムとおすすめの代用案
防水パンの主な役割は「水漏れの受け皿」「床の物理的な保護」「振動の分散」の3つです。これらを代替アイテムでどう補完するかが、安全な設置の鍵となります。
まず、床を強烈な点荷重や傷から守るために、最強のアイテムとしておすすめしたいのが「ポリカーボネート製の透明マット」です。元々は冷蔵庫の下に敷くマットとして販売されていることが多いですが、この素材は航空機の窓や防弾材料にも使われるほど圧倒的な強度を持っています。
ゴムマットのように変色して床に移ることもなく、ハンマーで叩いても割れません。これを一番下に敷くことで、直置きの最大のリスクであった「床のへこみ」と「傷」をほぼ完全に防ぐことができます。
そして、その上に設置するのが、通気性と排水ルートを確保するための「かさ上げ台」です。この2つの組み合わせが、防水パン無し運用の基本セットとなります。
かさ上げ台ふんばるマンを使って通気性を確保する

防水パン無しの運用において、もはや必須アイテムと言えるのが「ふんばるマン(因幡電工)」などに代表される、据え置き型のかさ上げ台です。これは洗濯機の四隅の脚の下に設置する高強度のブロックで、洗濯機を床から5cm〜10cmほど持ち上げることができます。
かさ上げ台を使うことで得られる3つの効果
- 通気性の確保による結露対策: 床と洗濯機の間に風が通る空間が生まれるため、湿気が滞留せず、カビや床の腐食を物理的に防げます。これは直置きでは絶対に得られないメリットです。
- 排水ホースのスペース確保: 洗濯機の下に空間ができることで、排水ホースが押しつぶされるのを防ぎ、スムーズな排水経路を確保できます。ホースの折れ曲がりによる排水エラーも予防できます。
- 清掃アクセスの確保: ハンディモップや掃除機のノズルが入る隙間が生まれるので、直置きのデメリットであった「掃除できない問題」を解消できます。
設置の際は、洗濯機を持ち上げる必要があるため、必ず大人2名以上で行ってください。また、振動でズレないよう、製品に付属している滑り止めシートなどを確実に使用することが重要です。
キャスター付き置き台の利便性と転倒の危険性
ネットショップやホームセンターでよく見かける「キャスター付きの洗濯機置き台」。掃除の時にゴロゴロと動かせるので非常に便利そうに見えますし、実際に使っている人も多いですが、僕個人としては安全性の観点からあまりおすすめしません。

最大の理由は「振動による移動・転倒リスク」と「事故の危険性」です。
洗濯機の脱水時の遠心力は凄まじく、キャスターのストッパーをしていても、長期間の振動でロックが緩んだり、台ごとジリジリと移動して壁に衝突したりする事例が後を絶ちません。
最悪の場合、洗濯機が台から脱落・転倒し、給水ホースを引きちぎって水浸しになる大事故に繋がる恐れもあります。
さらに深刻なのが、小さなお子様がいる家庭での事故リスクです。かさ上げによって生じた隙間に子供が手を入れ、回転部に接触して指を切断するという痛ましい事故が報告されています。これについては業界団体の日本電機工業会も強く注意喚起を行っています。
キャスター台や隙間に関する重要な注意喚起
日本電機工業会(JEMA)は、洗濯機の下に隙間ができる設置方法について、子供が手足を入れて怪我をする事故が発生しているとして、公式に注意を呼び掛けています。
便利さよりも安全を最優先し、特に小さなお子様がいるご家庭では、隙間に手が入らないようなガードを設置するか、不必要に動くキャスター台の使用を避けるべきです。
排水口の詰まりを防ぐ定期的なメンテナンス方法
防水パン無しで運用する場合、もし排水口から水が溢れたら、それを受け止めるものは何もありません。つまり、「絶対に排水口を詰まらせない」という強い意志でのメンテナンスが必要になります。
基本は月に1回、パイプユニッシュなどの粘度の高い塩素系液体クリーナーを使った化学洗浄を行いましょう。髪の毛や洗剤カス、バイオフィルム(ヘドロ)を強力に溶かして流します。かさ上げ台のおかげで手が入る隙間があれば、定期的に排水ホースを外し、排水口のパーツ(目皿や筒)を取り出して、歯ブラシ等で物理的に洗うことも可能です。
また、排水口からの臭いが気になる場合は、汚れが溜まっているサインかもしれません。以下の記事では、賃貸でもできる具体的な臭い対策や掃除手順を詳しく解説していますので、こちらもぜひ参考にしてください。
カビや臭いを防ぐための排水トラップの重要性

たまに「防水パンをなくす=排水トラップもなくす」と勘違いされている方がいますが、これは大きな間違いです。排水トラップ(排水口の中にある水たまりを作る構造)は、下水管から上がってくる悪臭や、ゴキブリなどの害虫の侵入をブロックするために、日本の住宅では法的に設置が義務付けられているレベルの必須設備です。
防水パンが無い場合、床から直接排水パイプが出ているような状態になりますが、ここにも必ずトラップ機能を持ったパーツ(床排水トラップ)を取り付ける必要があります。もし長期間洗濯機を使わないでいると、このトラップの水(封水)が蒸発して「封水切れ」を起こし、部屋中がドブ臭くなることがあります。
かさ上げ台で隙間を作っておけば、トラップの状態も目視しやすく、万が一の水漏れの兆候(床へのじわじわとした漏水)にも早期に気づくことができるため、やはり「目視できる隙間の確保」はリスク管理の上でも非常に重要です。
洗濯機を防水パン無しにする際のよくある質問
最後に、洗濯機を防水パン無しで設置検討されている方からよくいただく質問をQ&A形式でまとめました。疑問点の解消にお役立てください。
Q:賃貸アパートですが、大家さんに無断で防水パンを外してもいいですか?
A:無断での撤去は絶対にNGです。
賃貸物件の設備は貸主(大家さん)の所有物であり、勝手に変更することは契約違反になります。もし無断で撤去して退去時に発覚した場合、以下のリスクがあります。
- 原状回復費用として高額な工事費を請求される
- もし水漏れ事故が起きた際、保険が適用されない可能性がある
どうしても撤去したい場合は、必ず管理会社か大家さんに相談し、書面での許可を得るようにしてください。「退去時に元に戻すならOK」と言われるケースもありますが、基本的にはハードルが高いと考えておいた方が良いでしょう。
Q:既存の防水パンを業者に頼んで撤去する場合、費用の相場は?
A:工事内容によりますが、概ね2万円〜5万円程度が相場です。
費用に幅があるのは、床の状態によるためです。
- 安くなるケース:単に防水パンを取り外して排水管を結び直すだけの場合。
- 高くなるケース:防水パンの下に床材(フローリング等)が貼られておらず、床の補修工事が必要になる場合。
また、排水管の位置調整が必要な場合はさらに費用がかかるため、必ず複数のリフォーム業者や水道業者に見積もりを取ることをおすすめします。
Q:ドラム式洗濯機でも防水パン無し(かさ上げ台のみ)で設置できますか?
A:可能ですが、床の強度と振動対策には細心の注意が必要です。
ドラム式洗濯機は縦型に比べて重量があり(約80kg前後)、たたき洗いによる振動も大きいため、床にかかる負担が非常に大きいです。
そのため、以下の2点は必須条件と考えてください。
- 直置き厳禁:床がへこむため、必ず「ふんばるマン」のような耐荷重性能の高いかさ上げ台を使用する。
- 床の保護:記事内で紹介した厚手のポリカーボネート製マットを最下層に敷く。
Q:防水パンがないと、下水の臭いや虫が上がってきませんか?
A:排水トラップが正常に機能していれば問題ありません。
防水パンの有無に関わらず、下水の臭いや害虫を防いでいるのは「排水トラップ(封水)」という仕組みです。防水パン無しにする場合でも、床側の排水管に適切なトラップが設置されていれば、臭いや虫の侵入は防げます。
ただし、隙間がある分、排水口周りにホコリが溜まりやすくなるのは事実です。ホコリを放置すると湿気を呼んでゴキブリなどの隠れ家になりやすいため、こまめな清掃を心がけてください。
洗濯機を防水パン無しで快適に使うためのポイントについてまとめ
最後に、防水パン無し生活を快適かつ安全に長続きさせるための、具体的な運用ルールをまとめます。これは僕自身も実践している「鉄則」です。
防水パン無し運用の3つの鉄則
- 使用後は必ず蛇口を閉める: 全自動洗濯機であっても、給水ホースには常に水道圧がかかっています。地震や劣化でホースが外れた際、水浸しになる事故を防ぐため、洗濯が終わったら元栓(蛇口)を閉める癖をつけましょう。
万が一の時のために、ホースが外れると瞬時に水を止める「緊急止水弁付きニップル(ストッパー)」への交換も強く推奨します。 - 定期的な床下チェック: 月に一度は懐中電灯などで洗濯機の下を照らし、水漏れや床の変色、カビの発生がないかを目視確認しましょう。早期発見こそが最大の防御です。
- プロによる定期洗浄: 数年に一度は専門業者に洗濯機クリーニングや排水管洗浄を依頼し、自分では手の届かない部分のリスクを取り除きましょう。プロの目で配管の状態を見てもらう良い機会にもなります。
防水パン無しという選択は、インテリア性や清掃性を劇的に高める素晴らしい選択肢ですが、それは「住む人が責任を持って管理する」という前提の上に成り立っています。
正しい知識と適切なハードウェア、そして日々のメンテナンスで、リスクをコントロールしながら、理想のサニタリー空間を作ってくださいね。