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こんにちは。家電ジャーナルの鈴木です。
朝の忙しい時間や、ゆっくりリラックスしたいお風呂上がりに、いざ髪を乾かそうとスイッチを入れたら「あれ?温風が出ない…」なんて経験はありませんか。
実は僕も先日、長年愛用していたドライヤーから急に冷風しか出なくなり、濡れた髪のまま呆然としてしまったことがあります。「もしかして故障?」「買い替えなきゃダメかな?」と焦ってしまいますよね。
でも、ちょっと待ってください。その症状、もしかすると故障ではなく、ドライヤーが自分を守ろうとする「安全機能」が働いているだけかもしれません。
一方で、もし焦げ臭いにおいや変な音が伴う場合は、少し危険なサインの可能性もあります。
そこで今回は、ドライヤーの温風が出ない時の「正しい直し方」から、危険な故障の見極め方までを徹底的にまとめました。
ただのホコリ詰まりなのか、それとも寿命なのか。この記事を読めば、今のあなたが「修理するべきか、買い替えるべきか」迷わず判断できるようになりますよ。
焦る気持ちを一度落ち着けて、一緒に解決していきましょう!
この記事に書いてあること
- 冷風しか出ない原因となるフィルターのホコリ詰まりと正しい掃除手順
- 焦げ臭いにおいや異音がする時の危険性と安全な対処法
- パナソニックやダイソンなどメーカー別のトラブル診断と対応策
- 修理費用の相場と新品への買い替えを判断するための基準
ドライヤーの温風が出ない時の直し方と原因診断

ドライヤーから温風が出なくなると、すぐに「寿命だ」「故障だ」と諦めてしまいがちですが、実は多くのケースで「メンテナンス不足」が原因です。
ドライヤーの内部構造を少し理解するだけで、自分で直せる可能性がグッと高まります。まずは、自宅ですぐに実践できる直し方と、症状別に考えられる原因について、深掘りして解説していきますね。
冷風しか出ない原因とフィルター掃除の手順

スイッチを「TURBO」や「HOT」に入れているにもかかわらず、勢いよく風は出るけれど冷たいまま。この症状に直面した時、その原因の9割以上は「吸込口(フィルター)へのホコリの蓄積」にあると言っても過言ではありません。
ドライヤーというのは、後ろや側面の吸込口から大量の空気を吸い込み、その空気を内部の赤熱したヒーターに通すことで温風を作り出しています。しかし、この入り口であるフィルターがホコリや髪の毛で目詰まりを起こすと、どうなるでしょうか。
内部に入ってくる空気の量がガクンと減ってしまいますよね。空気の量が減ると、ヒーターの熱を十分に逃がすことができなくなり、内部温度が危険なレベルまで急上昇します。
ここで活躍するのが、ドライヤーに内蔵されている「サーモスタット(バイメタル)」や「温度ヒューズ」といった安全装置です。
これらは「これ以上熱くなると発火する!」という危険を察知すると、自動的にヒーターへの通電だけを遮断する仕組みになっています。
つまり、モーターは回って風は出るけれど、ヒーターが止まっているので冷風しか出ない、という状態になるわけです。これは故障ではなく、正常な「防御反応」なんですね。
【完全版】効果的なフィルター掃除の手順
表面を撫でるだけでは不十分です。以下のステップで徹底的に掃除を行い、復活するか試してみてください。
- 電源の遮断:安全のため、必ず電源プラグをコンセントから抜いて作業してください。
- かき出し:使い古した乾いた歯ブラシや綿棒を使い、フィルターのメッシュに詰まったホコリを優しく、かつ丁寧にかき出します。強く押し込むと内部に入ってしまうので、「かき出す」イメージで。
- 吸引:これが一番重要です。掃除機の「隙間ノズル」を使い、フィルター部分に密着させて、網目の奥に入り込んだ微細なホコリを強力に吸い出します。
- 水洗い(可能な機種のみ):テスコムやダイソンの一部など、フィルターカバーが取り外せるモデルは水洗いが最も効果的です。
ただし、装着前には必ず24時間以上陰干しし、完全に水分を飛ばしてください。水分が残っているとショートの原因になります。
そして、掃除と同じくらい重要なのが「冷却待機時間」です。サーモスタット(バイメタル式)は、一度熱で変形してスイッチが切れると、温度が十分に下がるまで元の形に戻りません。
「掃除したのに直らない!」と焦らず、コンセントを抜いた状態で、風通しの良い場所に15分〜30分ほど放置して本体をしっかり冷ましてください。これで温風が復活すれば、原因は単なる目詰まりだったことになります。
もし、これらを試しても改善しない場合は、残念ながらヒーター線の断線や基板の故障といった「物理的な故障」の可能性が高いため、修理か買い替えの検討が必要です。
焦げ臭いにおいや異音がする場合の対処法
温風が出ないトラブルに伴って、「なんだか髪が焦げたような臭いがする」「キーン、ガリガリといった耳障りな音が聞こえる」という場合は、ただのホコリ詰まりよりも事態は深刻です。
まず「焦げ臭いにおい」についてですが、これはフィルターをすり抜けて内部に侵入した微細なチリや髪の毛が、高温のヒーター部分に接触して燃えている臭いであることが多いです。
一時的なものであれば掃除機での吸引(前述の手順)で改善することもありますが、常に臭う場合は内部に大量の汚れが蓄積している証拠です。そのまま使い続けると、ヒーターが異常過熱して本体が溶けたり、最悪の場合は吹き出し口から火花が出たりするリスクがあります。
次に「異音」です。「ガリガリ」「ゴリゴリ」という音がする場合、モーターの軸を支える「ベアリング」という部品が摩耗しているか、内部のファン(プロペラ)が破損して何かに接触している可能性が高いです。また、「キーン」という高い金属音もモーターの寿命が近いサインです。
絶対に無理をしてはいけない危険なサイン
異音がするということは、ファンの回転が不安定になっていることを意味します。回転が不安定になると風量が落ち、結果としてヒーターが過熱して発火事故に繋がる恐れがあります。
これは掃除で直せるレベルを超えていますので、直ちに使用を中止し、電源プラグを抜いてください。

このような状態で「叩けば直るかも」と衝撃を与えるのは絶対にNGです。
内部の部品がさらに破損し、ショートの原因になります。
コードが熱い時や断線の危険性と修理

ドライヤーのトラブルで最も火災のリスクが高いのが、「電源コード」の不具合です。
もし、ドライヤーを使っていて「コードをある特定の角度に曲げると温風が出る(または止まる)」「コードの根元や特定の部分が触れないほど熱くなっている」という症状があるなら、それは赤信号です。
これは「半断線」と呼ばれる状態で、コード内部の銅線が切れかかっており、接触したり離れたりを繰り返している非常に危険な状態です。線が離れる瞬間に、目には見えなくても内部で「アーク放電」という火花が散っています。
この熱でコードの被覆ビニールが溶け、ある日突然ショートして「バチッ!」という音と共に発火したり、使用者が火傷を負ったりする事故が後を絶ちません。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の調査でも、ヘアドライヤーの事故原因として電源コードの断線による発火・発煙が多く報告されています。
インターネット上には「断線した部分をハサミで切って、ビニールテープで繋げば使える」といったDIY修理の方法を紹介しているサイトや動画が存在しますが、これは絶対に真似しないでください。
ドライヤーは大電流(1200W前後)を使う家電です。素人の結線では抵抗値が増えて接続部分が異常発熱し、火災になる確率は極めて高いです。
コードの異常を感じたら、迷わずメーカー修理に出すか、買い替えを選択するのが、あなたと家族の安全を守る唯一の正解です。また、日頃からコードを本体にきつく巻き付けて保管しないことも、断線を防ぐ重要なポイントですね。
パナソニックなどメーカー別のトラブル対策
基本的な構造はどのドライヤーも似ていますが、メーカーごとに搭載しているセンサーや制御プログラムが異なるため、トラブルの現れ方や対処法にも「癖」があります。ここでは、主要なメーカー別の特徴的なトラブルと対策をまとめました。
| メーカー・ブランド | よくある症状 | 原因と推奨される対処法 |
| Panasonic (ナノケア・イオニティ) | 温風が頻繁に止まる、または風量が波打つ | 高機能モデルには室温に応じて風温を下げる「インテリジェント温風モード」があります。 これを故障と勘違いしていないか確認を。 また、「ジー」という音はナノイー発生音で正常ですが、それ以外の異音は故障です。 修理サポートが手厚いので、ナノケア上位機種なら修理推奨です。 |
| Tescom (Nobbyなど) | 風が弱くなる、温風が出ない | サロンシェアNo.1のNobbyなどは、フィルターが取り外して水洗いできるモデルが多いのが強みです。 まずはフィルターを外し、中性洗剤で洗って完全に乾かしてください。 構造がシンプルで丈夫ですが、酷使されることが多いためコード断線には注意が必要です。 |
| ReFa (ビューテック) | 電源が入らない、すぐに切れる | 「プロセンシング」という対象物の温度を測るセンサーが非常に繊細です。 センサー部分に汚れが付着していると誤作動を起こしてヒーターを止めることがあります。 センサー部分(吹き出し口の中)を綿棒で優しく掃除し、リセット操作(電源長押し等)を試してください。 |
| Bioprogramming (レプロナイザー) | 温風が出ない、異音がする | 非常に高価な製品ですが、修理対応はしっかりしています。 旧世代機でも修理を受け付けてくれるケースが多いので、買い替える前に一度サポートセンターへ見積もり依頼を出すのが得策です。 |
特にパナソニックのナノケアシリーズなどは、機能が豊富すぎて「実は設定ミスだった」というケースも少なくありません。
焦って修理に出す前に、一度取扱説明書の「故障かな?と思ったら」のページを読み返してみることを強くおすすめします。
ダイソンの赤点滅や停止の原因と対処
独自のデジタルモーターと洗練されたデザインで人気のダイソン(Dyson Supersonicなど)ですが、トラブルシューティングのアプローチは他社製品と少し異なります。
ダイソンをお使いの方は、ハンドル部分(持ち手)にあるLEDインジケーターの色と点滅パターンに注目してください。
白色LEDが点滅している場合
これは故障ではなく「フィルタークリーニングのサイン」です。
ダイソンのモーターは非常に高速で回転するため、わずかなホコリによる空気抵抗の変化も敏感に検知します。
ハンドル下部のフィルターカバーを回して外し、付属のブラシや乾いた布で徹底的にホコリを取り除いてください。「こんな少しのホコリで?」と思うような量でも、ダイソンにとっては致命的になり得ます。
赤色LEDが点滅している場合
残念ながら、これは「内部部品の故障またはエラー」を示しています。ユーザー側でできる対処法はほとんどありません。
ダイソンお客様相談室(話そうダイソン)へ連絡し、修理の手配を行う必要があります。保証期間内(通常2年)であれば無償修理になることが多いです。
【重要】海外製ダイソンの電圧問題
ネットオークションや並行輸入で購入した海外仕様(110V-120Vや220V-240Vなど)のダイソンを、変圧器なしで日本のコンセント(100V)に繋いでいませんか?
電圧が不足すると、モーターが正常に回らず「温風が出ない」「風が弱い」「断続的に止まる」という症状が出ます。これは故障ではなく仕様上の不適合です。
ダイソンの精密な電子制御は電圧にシビアなため、日本国内で快適に使うには日本正規品への買い替えが必要です。
ドライヤーの温風が出ないなら直し方より買い替え?

フィルター掃除を丁寧にやり直し、冷却時間も置いた。それでも温風が出ない、あるいはコードの断線や異音が原因だとわかった場合。
次に悩むのが「修理するべきか、思い切って買い替えるべきか」という点ですよね。ここからは、感情論ではなく、経済的な視点と安全性の観点から、僕が考えるベストな判断基準をお伝えします。
修理費用と新品購入のコスト比較
修理にかかる費用は、メーカーや故障箇所、保証期間の有無によって大きく異なりますが、保証期間(通常1年)を過ぎた有償修理の場合、一般的な目安は以下の通りです。
ドライヤー修理費用の相場(目安)
- ヒーター・モーター交換: 8,000円〜15,000円程度
- 電源コード交換: 5,000円〜8,000円程度
- 技術料・送料・代引き手数料など: 別途2,000円〜3,000円加算される場合あり
この金額を見て、どう感じますか?
例えば、3万円〜5万円以上する高級ドライヤー(ナノケアの最上位モデルやダイソン、レプロナイザーなど)を購入して、まだ2年〜3年程度であれば、1万円〜1.5万円かけて修理して使い続ける価値は十分にあります。
高機能な製品は、直せばまた長く使えますからね。
しかし、購入価格が3,000円〜8,000円前後の普及モデルの場合、修理費用の方が本体価格よりも高くついてしまうという逆転現象がほぼ確実に起きます。
この場合は、経済的な合理性を考えると、迷わず新品に買い替えた方がお得です。修理に出す手間や時間を考えても、新しい最新機種を手に入れる方が満足度は高いはずです。
ドライヤーの寿命と故障のサイン
そもそも、ドライヤーという家電の平均寿命はどれくらいかご存知でしょうか?
一般的には「3年〜4年」、時間換算にして「約130時間〜140時間」と言われています。
「えっ、そんなに短いの?」と思われるかもしれませんが、ドライヤーに使われているモーターには「カーボンブラシ」という消耗部品が含まれていることが多く(安価なDCモーターの場合)、これが使うたびに摩耗していきます。毎日家族4人で朝晩使っていれば、3年もすればブラシがすり減り、回転力が落ちてきます。
もしお使いのドライヤーが購入から5年以上経過していて、今回のように「温風が出ない」「異音がする」といった症状が出たのなら、それは部品単体の故障というよりは、製品としての天寿を全うしたサインと捉えるべきです。
仮に修理して温風が出るようになっても、すぐにスイッチやコードなど別の箇所が壊れる「故障の連鎖」が始まる可能性が高いです。5年以上使ったなら、十分に元は取れています。感謝を込めて引退させてあげましょう。
自分で分解修理することの危険性
この記事を読んでいる方の中には、手先が器用で「自分で分解して直せないかな?」と考えている方もいるかもしれません。YouTubeやブログで「ドライヤー 分解 修理」「温度ヒューズ交換」といった情報を検索すれば、確かに方法は出てきます。
しかし、家電好きの立場として、そして安全を第一に考える立場として、自己修理には絶対に反対です。
その理由は3つあります。
- 感電と発火のリスク:ドライヤーはAC100Vの電圧がかかり、かつ水回りで使用する家電です。素人が分解して組み立て直した際、配線の取り回しを間違えて被覆を噛み込ませたり、絶縁距離が確保できなかったりすると、ショートして爆発的な発火に至る恐れがあります。
- 安全装置の無効化:「切れた温度ヒューズをバイパス(直結)する」という改造を行う人がいますが、これは最後の命綱を切る行為であり、火災に直結する自殺行為です。
- PL法の対象外:一度でも分解された製品はメーカーの保証対象外となるだけでなく、それが原因で火災が発生した場合、製造物責任法(PL法)の保護を受けられず、火災保険の適用にも悪影響を及ぼす可能性があります。
数千円の修理代を浮かせようとして、家や財産、そして家族の安全を失うリスクを冒す必要はどこにもありません。「分解はしない」。これだけは約束してくださいね。
買い替えにおすすめの最新機能と選び方

修理ではなく買い替えを決断されたなら、ポジティブに捉えましょう!ここ数年のドライヤーの進化は本当に目覚ましいものがあります。「髪を乾かすだけの道具」から、「髪を美しくする美容機器」へと進化しているんです。
最新モデルに買い替える3つのメリット
- 速乾性の向上(時短):モーターの進化により風量・風圧が劇的に向上しています。大風量モデルを選べば、面倒なドライヤーの時間が半分近く短縮されることも珍しくありません。
- ヘアケア機能の進化:マイナスイオンだけでなく、遠赤外線や各社独自のイオン技術(ナノイー、プラズマクラスター等)により、乾かすだけで髪がしっとりまとまり、静電気も抑制してくれます。熱ダメージを抑える自動温度コントロール機能も標準的になってきました。
- 軽量化と使いやすさ:高機能でも重くては腕が疲れますが、最新モデルはモーターの小型化により、驚くほど軽くなっています。ハンズフリースタンド付きなど、ライフスタイルに合わせた形状も選べます。
「温風が出ない」というトラブルは残念ですが、それはより快適で、髪に優しいドライヤーライフを手に入れるための良いきっかけかもしれません。自分の髪質やライフスタイルに合った一台を見つけてみてください。
温風が出ない時の直し方に関するよくある質問
Q. ドライヤーを叩いたり振ったりすると温風が出ることがあるのですが、このまま使っても平気ですか?
A. 非常に危険ですので、直ちに使用を中止してください。
叩いたりコードを動かしたりして動作が変わる現象は、内部で配線が切れかかっている(接触不良)ことの確実な証拠です。通電した瞬間に内部で火花(スパーク)が散っており、突然の発火やショートにつながるリスクが極めて高い状態です。「コツがいる」状態は故障ですので、修理か買い替えが必要です。
Q. TURBO(強風)だと温風が出ないのに、SET(弱風)だと温風が出るのはなぜですか?
A. ヒーター回路の一部断線か、スイッチ接点の故障が考えられます。
多くのドライヤーは風量によってヒーターの回路を切り替えています。「弱風なら温かい」という場合、強風用のヒーター線が断線しているか、スイッチの接点が摩耗して電気流れていない可能性があります。いずれにせよ部品の故障ですので、掃除では直りません。
Q. 洗面所のコンセントで使う時だけ温風が弱かったり止まったりするのですが、故障でしょうか?
A. ドライヤーではなく、コンセント側の容量不足(電圧降下)の可能性があります。
洗面台のコンセントには「1200Wまで」などの制限がありますが、他の家電と併用していたり、タコ足配線をしていたりすると電圧が下がり、ドライヤーが正常に作動しないことがあります。一度、リビングなど別の部屋の壁コンセント(延長コードなし)で試してみてください。それでも症状が出るならドライヤーの故障です。
Q. 壊れて温風が出なくなったドライヤーは、どのように捨てればいいですか?
A. 基本的には「不燃ゴミ」または「小型家電リサイクル」として処分します。
多くの自治体では「不燃ゴミ(燃えないゴミ)」ですが、一辺が30cmを超えるものは「粗大ゴミ」扱いになる地域もあります。また、ドライヤーには銅などの有用な金属が含まれているため、市役所や家電量販店にある「小型家電回収ボックス」への投入も推奨されています。お住まいの自治体のルールを必ず確認してください。
まとめ:ドライヤーの温風が出ない時の直し方
最後に、今回の内容をもう一度まとめておきます。ドライヤーから温風が出なくなった時、慌てずに以下の手順を確認してください。
- まずは「吸込口(フィルター)の徹底的な掃除」を行う。
- コンセントを抜き、「15分〜30分の冷却時間」を置いて、安全装置の復帰を待つ。
- それでも直らない場合や、「焦げ臭いにおい」「異音」「コードの発熱」がある場合は、危険な故障なので使用を中止する。
- 購入から4〜5年以上経過しているなら、修理よりも「買い替え」が経済的かつ安全。
毎日使うものだからこそ、少しの不調も見逃さず、適切なメンテナンスを行うことが長持ちの秘訣です。そして何より、安全が第一です。
「おかしいな」と思ったら無理に使わず、正しい判断をしてくださいね。この記事が、あなたのドライヤー選びやトラブル解決の助けになれば嬉しいです。