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こんにちは。家電ジャーナルの鈴木です。
最近、店頭でエアコンをご案内していると、お客様から「エアコンはずっとつけっぱなしの方が電気代も安いし、機械にも良いって本当ですか?」と聞かれることが本当に増えました。
SNSやネットニュースでも、24時間運転を推奨する記事と、逆に故障の原因になると警告する記事が入り混じっていて、結局のところどうすればいいのか、情報の海で溺れてしまいそうになりますよね。
実は、僕自身もかつては「こまめに消す派」でした。「誰もいない部屋を冷やすなんてもったいない!」と、少しの外出でもリモコンの停止ボタンを押していたんです。しかし、家電エンジニアの資格を取り、エアコンの内部構造や制御プログラムの仕組みを深く理解するようになってからは、その考え方が180度変わりました。
結論から申し上げますと、現代のエアコンは連続運転で即座に壊れるようなヤワな作りではありません。むしろ、使い方によっては寿命を延ばすことすらあります。ただ、そこには絶対に守らなければならない「ある条件」と、多くの人が見落としがちな「隠れたリスク」が存在するのも事実です。
この記事では、家電量販店の販売現場で数え切れないほどの故障事例やお客様の生の声に触れてきた僕が、エンジニアとしての技術的な視点も交えながら、「つけっぱなし」のメリットとデメリットを包み隠さず解説します。
単なる節約術ではなく、愛用のエアコンを長く安全に使うための「守りの知識」として、ぜひ最後までお付き合いください。故障への漠然とした不安を解消し、快適で経済的なエアコンライフを送るためのヒントを持ち帰っていただけるはずです。
この記事に書いてあること
- 24時間運転がエアコンの心臓部や寿命に与える具体的な技術的影響
- 火事や水漏れなど、機械の故障以上に見落としがちな二次的リスクの正体
- ダイキンなど主要メーカー各社の公式見解と、推奨されている運転モード
- 故障を防ぎながら電気代を最小限に抑える、プロおすすめのハイブリッド運用術
エアコンをつけっぱなしにすると壊れる?原因とリスク

「つけっぱなしにすると、エアコンが過労死するんじゃないか」「休ませないと壊れるんじゃないか」と心配される方は非常に多いです。人間なら24時間働き続ければ倒れてしまいますが、機械であるエアコンはどうなのでしょうか。
まずは、エアコンが動く機械的な仕組みと、長時間運転が引き起こす可能性のあるトラブルについて、少しマニアックなエンジニアの視点から掘り下げて解説します。
エアコンの寿命と24時間運転の影響

結論から言うと、連続運転をしたからといって、エアコンがすぐに壊れることはありません。むしろ、状況によっては「つけっぱなし」の方が機械への負担が少ないケースすらあります。これを理解するには、エアコンの心臓部である「コンプレッサー(圧縮機)」の動きを知る必要があります。
コンプレッサーは、自動車のエンジンと同じようなピストン運動や回転運動をして、冷媒ガスを圧縮しています。この部品が最も摩耗し、ダメージを受けるのはいつだと思いますか?それは「止まっている状態から動き出す瞬間」です。
これを「コールドスタート」と呼んだりしますが、停止中に下に落ちてしまった潤滑油(オイル)が全体に行き渡る前に、強力な力で回転を始めるため、金属部品同士が直接擦れ合い、摩耗が発生しやすいのです。また、停止状態から一気に圧力を高めるために最大のパワーを使うため、「突入電流」と呼ばれる大きな電気負荷もかかります。
- インバーター制御の恩恵
- 最近のエアコン(インバーター搭載機)は、一度設定温度になると、非常に低いパワー(低回転)で運転を維持します。この「安定運転」の状態は、車で言えば高速道路を一定速度でクルージングしているようなものです。
エンジンの回転数も安定し、潤滑油もしっかり回っているため、金属の摩耗などの物理的な負担は最小限に抑えられます。
つまり、「頻繁なオンオフ」は、車でいう「信号待ちのたびにエンジンを切って、青になったら急発進する」ようなもので、逆に部品を傷める原因になりかねません。その意味では、連続運転はコンプレッサーにとって優しい運転方法と言えるのです。
ただし、ここで絶対に無視できないのが「総稼働時間」という絶対的な寿命の壁です。いくら低負荷で優しい運転だとしても、ファンモーターやベアリングといった回転部品は、動いている時間だけ確実に物理的に摩耗します。
24時間365日動かし続ければ、単純計算で1日8時間使用する一般的な家庭の3倍のスピードで消耗が進むことになります。「突発的な故障」のリスクは減らせても、「寿命による部品交換」の時期は早まる。これは物理法則として避けられない事実です。即座には壊れませんが、本来10年持つはずの部品が7年で寿命を迎える可能性はある、と考えておいてください。
コンセントのホコリによる火事の危険性

僕が販売員として、機械の故障以上に声を大にして警鐘を鳴らしたいのが「火災」のリスクです。「エアコンで火事?」と思われるかもしれませんが、実はNITE(製品評価技術基盤機構)などの機関には、エアコンに関連する火災事故の報告が毎年多数寄せられています。その中でも、連続運転をする方に特に注意してほしいのが「トラッキング現象」です。
24時間エアコンを動かすということは、電源プラグが常にコンセントに刺さったままの状態になり、常に大きな電流が流れ続けていることを意味します。もし、プラグとコンセントの隙間にホコリが溜まり、そこに梅雨時の湿気や窓の結露などの水分が加わるとどうなるでしょうか。
ホコリが湿気を吸って電気を通すようになり、プラグの刃の間で微弱な放電(スパーク)が繰り返されます。これが続くと、絶縁部分が炭化して「導電路(トラック)」が形成され、ある日突然、発火に至るのです。
特に危険なケース(今すぐチェック!)
- 何年もプラグを抜いて掃除をしていない(ホコリが積もっている)
- エアコン専用コンセントではなく、延長コードを使用している(定格容量オーバーや接続部の発熱で非常に危険です。絶対NG!)
- タンスやカーテンの裏にコンセントがあり、目視できない
- 湿気が多い部屋、またはペットの尿がかかる可能性がある場所
エアコン本体がどれだけ高性能でも、電源周りの管理がおろそかであれば、家全体を巻き込む事故につながります。連続運転をするなら、最低でも月に一度はプラグ周りのホコリを目視でチェックし、乾いた布で拭き取る習慣をつけてください。これは「壊れる・壊れない」以前の、命に関わる安全管理の問題です。
内部クリーン不足でカビが増殖する理由
「つけっぱなしにしていたら、なんだか酸っぱいニオイがしてきた…」「吹き出し口から黒いススのようなものが飛んでくる」という相談、夏場になると本当によく受けます。これは、連続運転の最大の弊害である「カビの爆発的増殖」が原因である可能性が極めて高いです。
エアコンから発生する不快なニオイの原因や、急に臭くなった時の対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
>>エアコンから酸っぱい臭いが急にした時の原因と対策
冷房運転中、エアコンの内部にある熱交換器(フィン)は、キンキンに冷やされて結露し、常に水浸しの状態になっています。通常の間欠運転であれば、運転停止後に「内部クリーン運転(送風や暖房乾燥)」が自動で作動し、内部を乾かしてカビの発生を抑えてくれます。しかし、24時間つけっぱなしだと、いつまで経ってもこの「乾かすタイミング」が訪れません。
「内部クリーン」の機能や効果的な使い方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
>>エアコンの内部クリーンは意味ない?効果的な使い方を解説
カビにとって、エアコン内部の「水分」「ホコリ」「適度な温度」は、これ以上ない繁殖の楽園です。特に黒カビは湿気を好むため、乾燥する暇もなく濡れ続けている内部で、目に見えないスピードで増殖していきます。
カビだらけのエアコンを使い続けることは、部屋中にカビの胞子を撒き散らし、それを家族が吸い込み続けることと同じです。
アレルギー性鼻炎や夏型過敏性肺炎などの健康被害を防ぐためにも、連続運転派の人こそ、意識的に「エアコンを止めて乾燥させる時間」を作る必要があります。「カビないエアコン」は存在しません。あるのは「カビにくい使い方」だけなのです。
ドレン詰まりが引き起こす水漏れトラブル
もう一つのリスクが、室内機からの「水漏れ」です。冷房で発生した大量の結露水は、ドレンパンという受け皿に溜まり、そこからドレンホースを通って屋外に排出されます。しかし、ここでも連続運転特有の問題が起きます。
常に水がチョロチョロと流れ続けているドレンホースの中では、水に含まれるホコリや空気中の雑菌が集まって繁殖し、ゼリー状の「ドレンスライム(バイオフィルム)」というドロドロした汚れの塊を形成しやすくなります。キッチンの排水溝がヌメリで詰まるのと同じ現象です。
このスライムがホースの細い部分や出口を塞いでしまうと、行き場を失った水が逆流し、室内機の吹き出し口からポタポタと、時には滝のように溢れ出してきます。壁紙のシミや、下に置いてあるテレビやパソコンの故障につながる深刻なトラブルです。
万が一、エアコンから水漏れが発生してしまった場合の対処法は、以下で解説しています。
>>エアコンから水漏れ(左側・右側)した時の原因と応急処置
「ポコポコ音」は水漏れの前兆?
最近の高気密住宅(マンションなど)で換気扇(レンジフード)を回すと、部屋の中が負圧(空気が薄い状態)になり、ドレンホースから外気が逆流して「ポコポコ」「ボコボコ」という音が鳴ることがあります。
これは故障ではありませんが、水がスムーズに排出されず水漏れの原因になることがあります。換気小窓を開けるか、市販の「逆流防止弁(エアカットバルブ)」をホースに取り付けることで解消できます。
ダイキンなどメーカー公式の安全見解
では、エアコンを作っているメーカー側は、連続運転についてどう考えているのでしょうか。空調業界の巨人であるダイキン工業などは、公式Q&Aなどで「連続運転による安全性への問題はない」といった主旨の見解を示しています。
実際に、最近の上位機種では「24時間連続運転」を想定した設計になっているものも増えています。例えば、運転中であっても定期的にフィルター自動お掃除機能が働き、その間だけ数分間運転を止めるなど、ユーザーが意識しなくてもリスクを回避するような賢い機能が搭載されています。技術の進歩により、昔のエアコンのように「長時間使うとオーバーヒートする」といった心配はほぼ不要になりました。
ただし、どのメーカーも口を揃えて言う、そして取扱説明書の隅に必ず書かれているのが「設計上の標準使用期間は10年」という文言です。連続運転はあくまで「使い方のバリエーションの一つ」として許容されていますが、それが「メンテナンスフリーで永遠に使える」ことを保証するものではありません。
メーカーが保証しているのは「安全に使える期間」であり、24時間酷使しても部品が劣化しない魔法の機械ではない、という点はしっかりと理解しておく必要があります。
エアコンつけっぱなしでも壊れる心配なく使うコツ
ここまでリスクやデメリットを中心にお話ししましたが、僕は決して「つけっぱなし反対派」ではありません。むしろ、上手に活用すれば、室温が一定に保たれ、体への負担も少なく、非常に快適な生活が送れます。
ここからは、先ほど挙げた故障リスクを最小限に抑えつつ、電気代も賢く節約するための、プロ直伝の実践的なテクニックをお伝えします。
つけっぱなしの電気代は高いか安いか

「結局、電気代はどうなの?高くなるの?安くなるの?」ここが一番気になりますよね。結論から言うと、建物の断熱性能や外気温によりますが、多くの場合で「つけっぱなしの方がお得、もしくはこまめに切るのとほとんど変わらない」という結果が出ています。
先ほども触れましたが、エアコンが最も電気を食う(電気メーターがグルグル回る)のは、室温を設定温度まで一気に近づける「立ち上がり」のタイミングです。真夏の暑い部屋を冷やす時、エアコンはフルパワーで稼働し、消費電力は1000W〜2000W近くに達することもあります。しかし、一度適温になってしまえば、その温度を維持するのは驚くほど少ない電力(数百ワット程度、時には扇風機並みの数十ワット)で済みます。
「こまめにスイッチを切る」という行為は、そのたびに室温を戻してしまい、再起動時にまた「高負荷運転」を強いることになります。このエネルギーロスを考えると、低速で安定して回し続けたほうが、トータルで見れば安くなることが多いのです。「節約のために」と汗だくで帰宅して強風で冷やすよりも、涼しいまま維持するほうが、お財布にも優しいなんて、なんだか不思議ですよね。
24時間つけっぱなしにした場合の具体的な電気代シミュレーションは、以下の記事で紹介しています。
夏は30分の外出なら切らないのが正解
では、具体的に「どのくらいの時間の外出」ならつけっぱなしが良いのでしょうか。これについては、ダイキン工業が行った非常に有名な実証実験のデータが明確な答えを出しています。
夏の冷房時(日中9:00〜18:00)、「30分〜35分以内の外出」なら、エアコンを切らずにつけっぱなしにした方が消費電力は少なくて済むという結果が出ています。
(出典:ダイキン工業『mission5-1 夏のエアコンつけっぱなし検証』)
理由はシンプルです。日中は外気温が高く、日射しも強いため、エアコンを切るとすぐに室温が上がってしまいます。30分後に帰ってきて再起動すると、上がってしまった温度を下げるために大きなエネルギーが必要になり、つけっぱなしで維持していた場合の電力量を上回ってしまうのです。
逆に、夜間など外気温が下がっている時間帯は、室温の上昇も緩やかなので、切ってしまったほうが節約になる傾向があります。僕は店頭でお客様に説明するとき、「コンビニへの買い物、犬の散歩、子供の送り迎え程度なら、そのままお出かけください。2時間以上の買い物や映画なら消しましょう」とお伝えしています。
冬の暖房は連続運転が推奨される理由
夏の冷房以上に、「つけっぱなし」の恩恵を受けられるのが冬の暖房です。なぜなら、冬はエアコンにとって夏よりも過酷な環境だからです。
夏の場合、外気が35℃で設定温度が27℃なら、その差は「8℃」です。しかし冬の場合、外気が0℃で設定温度が22℃なら、その差は「22℃」にもなります。埋めるべき温度差が大きければ大きいほど、必要なエネルギーも増大します。一度冷え切ってしまった部屋を暖め直すには、夏とは比較にならないほどの莫大な電力が必要になるのです。
躯体(くたい)蓄熱の効果を味方につける
冬場の連続運転の最大のメリットは、空気だけでなく「壁・床・天井・家具」といった建物自体(躯体)を暖めておけることです。
壁や床が熱を持っていれば、そこからの輻射熱(ふくしゃねつ)効果で、エアコンが微弱運転でも体感温度は暖かく感じます。逆に冷え切った壁に囲まれていると、空気だけ暖めても「底冷え」を感じて不快です。
我が家でも冬場は、リビングのエアコンをほぼ24時間暖房モード(夜間は設定温度を下げますが)にしています。こまめに消していた頃と比べても電気代の差は月数百円〜千円程度。それでいて、朝起きた瞬間のあの布団から出られない辛い寒さから解放されるので、生活の質(QOL)向上を考えればコスパは最強だと感じています。
暖房の適切な設定温度や節約術については、以下の記事もあわせてご覧ください。
>>エアコン暖房の設定温度は何度がベスト?電気代を抑えるコツ
故障を防ぐフィルター掃除と休息日

つけっぱなし運用を成功させ、故障を防ぐための最大の鍵は、「日々のメンテナンス」です。僕が強く推奨しているのは、週に一度の「エアコン休息日」を作ることです。
例えば、気候の良い日や、家族全員で出かけて家を空けるタイミングを見つけて、意識的にエアコンをオフにします。そして、以下の2つのケアを行ってください。
- 内部クリーン(送風・乾燥)の実施
最近の機種には「内部クリーン」ボタンがありますが、これは通常、冷房停止後に自動で働きます。手動で行う場合は、「送風運転」モードにして1〜2時間タイマーをかけます。こうして内部を強制的に乾燥させることで、カビの増殖を劇的に抑えることができます。 - フィルターのホコリ取り
「お掃除機能付きだから大丈夫」と思っていませんか?実は多くの機種で、取り除いたホコリを溜める「ダストボックス」のゴミ捨ては人の手で行う必要があります。フィルターが目詰まりしていると、空気を吸い込むのに余計なパワーが必要になり、電気代が跳ね上がるだけでなく、ファンモーターへの負担が増して故障の原因になります。2週間に1回はチェックしましょう。

自分で掃除するのが難しい場合や、本格的な洗浄が必要な場合のクリーニング頻度については、以下を参考にしてください。
>>エアコンクリーニングの理想的な頻度は?掃除のタイミングを解説
10年以上経過した機種は買い替えを検討

最後に、どうしてもお伝えしなければならないことがあります。もし、現在お使いのエアコンが製造から10年以上経過しているなら、24時間連続運転は避けたほうが無難かもしれません。
エアコンの設計上の標準使用期間は10年です。これを過ぎた機種は、経年劣化で内部のコンデンサ(電気を蓄える部品)や基板のハンダ、配線の被膜が弱っている可能性が高いです。そこに連続運転の負荷がかかり続けると、最悪の場合、発煙や発火につながるリスクもゼロではありません。「まだ動くから」といって無理をさせると、思わぬ事故を招くことがあります。
修理か買い替えか?プロの判断基準
メーカーの補修用性能部品の保有期間は、製造打ち切りから約10年です。つまり、10年を超えて故障した場合、「部品がないので修理できません」と断られるケースがほとんどです。
また、10年前の機種と最新の省エネ機種では、電気代が年間で数千円〜1万円以上違うことも珍しくありません。「壊れるまで使う」のではなく、「安全と節約のために計画的に買い替える」という視点も、ぜひ持ってみてください。
>>エアコンが安い時期はいつ?買い時を逃さないための知識
エアコンをつけっぱなしにすることに関するよくある質問
Q1. エアコンをつけっぱなしにするとカビが生えやすくなりますか?
A. はい、冷房の連続運転は内部が常に結露して濡れた状態になるため、カビのリスクが高まります。週に1回程度は運転を停止し、「内部クリーン」や「送風運転」を行って内部をしっかり乾燥させる時間を作ることを強くおすすめします。
Q2. 雷が鳴っている時もつけっぱなしで大丈夫ですか?
A. 落雷による過電流(雷サージ)で電子基板が故障するリスクがあるため、激しい雷雨の際は運転を停止し、可能であれば電源プラグを抜くのが最も安全です。
Q3. 就寝時も冷房はつけっぱなしの方がいいですか?
A. 夏場の熱中症対策として、夜間もつけっぱなしが推奨されます。タイマーで切れると室温上昇で目が覚めたり体調を崩したりするためです。ただし、体が冷えすぎないよう設定温度を27〜28℃にし、風が直接体に当たらないよう風向を調整してください。
Q4. 24時間運転する場合、フィルター掃除の頻度は?
A. 稼働時間が長いため、通常よりもホコリが溜まりやすくなります。2週間に1回を目安にフィルター掃除を行ってください。自動お掃除機能付きの場合でも、ダストボックスのゴミ捨ては定期的に必要です。
Q5. 古いエアコンでもつけっぱなしにして大丈夫ですか?
A. 製造から10年以上経過している機種は、経年劣化による発火や故障のリスクが高まるため、不在時の24時間連続運転は避けたほうが無難です。また、省エネ性能も低いため電気代が高額になる可能性があります。
エアコンのつけっぱなしで壊れる不安を解消

今回は「エアコンのつけっぱなし」について、故障リスクと経済性の両面から、少し踏み込んで解説しました。
結論として、現代のインバーターエアコンは、適切に管理さえすれば、つけっぱなしでもすぐに壊れることはありません。むしろ、温度変化の少ない快適な環境を作れる、現代の理にかなった運用方法です。僕自身も実践していますし、多くのお客様にもおすすめしています。
大切なのは、「完全放置」にしないこと。週に一度の休息と、カビ・ホコリへの対策を取り入れる「ハイブリッド運用」こそが、エアコンを長持ちさせ、かつ家族の健康と財布を守るための最適解だと、僕は確信しています。
この記事が、あなたのエアコンライフを少しでも快適にする手助けになれば、家電好きとしてこれ以上の喜びはありません。最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
